恋は雨上がりのように

7月上旬、北海道でも雨が多い。


今日は先に言っておきますが、まったく服の話をしようと、この時点では思いません。


みなさんはこちらの本を読んだことがあるでしょうか。


少女17歳。片想い相手は冴えないおじさん 、中年、バツイチ。


橘あきら。高校2年生。


ひそかに恋をしていた


一度雨が降ってしまった青春真っ只中のあきらと


人生の後半に差し掛かって枯れてしまいそうな45歳。


そんなスタートでした。


僕36歳。


おいおい、36歳で少女コミックかよという話も混ぜながら。


今、しているお仕事を好きで好きで描いた夢と同じだ。


そんな人間はどのくらいいるんだろう。


そんなことを考えながら、また、年々中年太りが進み、わくわくすることも探せない、


何なら、外の庭がよく見えるなんて言葉の意味も分かり始めるのは僕だったり。


いきなり一巻で、告白をしてしまうという展開から、そのまま中年と高校生の恋が始まるんです。


元々、あきらちゃんは陸上の選手で、ケガで、たまたま雨宿りに入ったファミレスで


一杯のコーヒーとちょっとした手品、「もうすぐ雨はやみますよ」といよセリフ。


この年でしかわからない、些細な事がうれしい。


そんなことを感じ取れる高校生だったのか、それとも、そのくらい傷ついていたのか、という勝手な僕の二択。


おじさんは告白されても、「ありがと~嫌われてるのかと思った」と、恋としては受け止めていない様子。

バイトの送り迎えの帰りにも、告白に返事はできない


援助交際に見える、年が違う、


同い年を好きになるには理由はいらないが、高校生と45歳には理由がいる。


そんな話から、デートしたり、そして、恋をしながら、陸上のことが頭から離れないあきら。


そして、そんな経験をしてきた店長。


どんどんあきらを好きになる(好意?)中、それでも、彼女にとって、二度とこない青春。


それをわかっている店長。


店長は青春期に作家(小説家?)を目指していたようです。


同級生と再会する場面があるのですが、彼は人気作家で、帰りに


「俺たちは大人じゃない、同級生だ」。


同級生の名言と、純度の高い恋、まっすぐな想い。


そんなことから、また、使い古しの万年筆を手に取る店長。


僕は今好きな仕事をしていますが、貧乏です。


でも、毎年、毎月、一日いろいろなものをすり減らすながら過ごしています。


夜23時くらいでオーダー0の日はお布団に入っても眠れない日が、あります。


夢というものの中には葛藤、不安、嬉しさ、でも、お金を稼げなければ辞めなければならない現実。


幸せは定義がないし、どんなものも不満を探せば見つかるものかもしれない。


でも、フッと、純真に素直に好きな瞬間は減っているのかもしれない。」


先ほどの会話でも店長が

店長「援助交際にみえるかも」

あきら「援助交際じゃない」

店長「親子ほど年も違う」

あきら「でも、、、、親子じゃない」


会話から見ても理由はないんです。


なんだか、そんなことを最近したことがあるかと、感じたことがあるかと自問自答。


そこからいろいろありますが、それは飛ばします。


最後の日、何となく店長は今日が最後の日かもと感じる日があって。


そのなかで、かつで自分にもあったそんな青春に直面し同じ空間で息すらできない店長。


正月なのでおみくじなどをした帰り道。


引き止めたい気持ちを抑えながら、あきらに言葉を発する店長。


「もう、あそこには何にもない、あの部屋には書きかけの原稿、万年筆」


「君にもあるんじゃないか」


帰りの車で「おれには捨てる勇気がなかった。文学を捨てる勇気が。」


あきら「捨てなかった勇気じゃないんですか」


「橘さんのそんなところの好きだよ」という店長。


「今日のこと俺は一生忘れないよ、でも橘さんは忘れていいんだ」


そして車を降りて、

「ではまたガーデン(バイト先)で」


という橘さんに






これが最後でした。



そして見事復活したあきら。


最後は店長からもらった日傘をさしたカットでEND。


大人な店長にグッとくるなかで、前に進んだあきら。

変わらない日常に戻った店長。


若いころわからなかかったのですが、好きなもの、成りたいものになること。


勇気含む、どうしても飛べないが、その場所で見つける幸せ。

そんなものも大切なのではないかと思いました。

自分の年齢に重ねて、若くもない、昔ほど大きな夢もない。

周りから見れば幸せな好きな仕事。


でも、


服をすきでいるならたくさんの選択肢がある。


そんなことを考えてしまいました。


また作者、あえてハッシュタグ付けます。

いつか作者さんが見てくれますように。


#眉月じゅん


さん。


プロフを見る限りしか割らないのですが、年齢もほぼ同じ。


2007年に賞をとってからよみきりが多く、作者の最初のほうの短編集をモチーフにした作品という記事を読んだので、純度の強い時期に、今の年齢で店長側の気持ちの描写を上乗せした相乗効果はあったように思います。


また素敵な作品に触れたいし、僕にも少し、さみしい感じと、乾いている自分、そんな不甲斐ない自分に意味を、何かをくれる作品ではないでしょうか。



着ること、格好よくいること、おっさんが頑張ること。

何か成したい、そんなこともないですが、ささやかな、僕の元気になればと思います。


振り返ること、立ち止まること,叶えられないことは、どんなこともかっこいい。


あ、




よろしくお願いします。。


それでは今日はこれ。




#恋は雨上がりのように #フロントメモリー 

北海道網走MK CLOTHING STORE

北海道網走MK CLOTHING STOREのホームページ出来ました。2014年10月設立

0コメント

  • 1000 / 1000